北海道 オホーツク管内【 矯正歯科治療 】北見市 みさき矯正歯科 Tel. 0157-22-5418

みさき矯正歯科

子供・大人の矯正

子供の矯正

お子さまに対する矯正治療は、
第1期治療(歯が並ぶ土台となる、あごの骨に対する治療)と、
成長終了後に行う第2期治療(歯ならび、かみ合わせの治療)に分かれます。

子供の矯正 写真01
いつごろ受診すれば良いの?
永久歯の前歯がはえてくる頃に一度受診されることをお勧めします。
成長・発育はひとりひとり異なりますが、この頃に一度来院されると、概ねいつ頃から開始した方が良いかお話しすることができます。受診されたからと言って、必ず装置をつけるわけではありません。必要な時まで、経過観察をしていくことも多くあります。
なぜ、かみ合わせは悪くなるの?
生まれつきの原因と、生まれてからの生活習慣などが関係します。
お子さんは家族のどなたに似ていますか?
顔の形やあごの大きさ・形、歯の大きさ、歯並びなどは、遺伝的な要因が強いと考えられます。
しかし、不正咬合の原因はそれだけではありません。
これら遺伝的な要因に加え、子供の時のむし歯や、口の周りの筋肉の悪い癖、口呼吸、悪い姿勢など、生まれてからの生活が大きく関わってきます。
なぜ子供のころから矯正治療が必要なの?
成長期にしかできない治療方法があるからです。
学童期に行う子供の矯正治療は、乳歯から永久歯への歯の交換や、あごの骨の成長を利用する事のできる“唯一の”時期です。 このタイミングで矯正治療を始めることにより得られるメリットはたくさんあります。あごの成長が終了した後、必要であれば第2期治療(歯ならび、かみ合わせの治療)を開始しますが、この第1期治療のみで矯正治療が終了することも少なくありません。また、第2期治療に移行したとしても、永久歯を抜歯しなくて済む可能性が高くなることがあります。さらに、からかいやいじめの対象となっている部位を改善することでコンプレックスを解消できます。
第1期治療の目的は?
1. あごの成長抑制や促進
子供のころから矯正を始めると、あごの成長を適切に誘導しながら治療を進めていくことができるので、永久歯が生えるときにより正しいかみ合わせにできる可能性が高くなります。 逆に、あごが成長する子供の頃に、悪い歯並びや、悪い癖を放っておくと、あごの発育が正常に行われず、顔の形などに影響が出ることがあります。
2. 永久歯への適切な交換を促す
乳歯は、永久歯列に影響します。乱れたまま放っておくと不正咬合につながる場合もあります。「乳歯は生え替わるから大丈夫」と油断しないようにして下さい。適切な歯の生え変わりを誘導することで、将来的により良いかみ合わせが得られる可能性が高くなります。
3. 歯並びに悪い影響を与える癖の改善
子どもの歯並びを悪くする原因には、口に関する癖(指しゃぶり、おしゃぶり、唇を噛む癖、舌で歯を押す癖、口呼吸、爪を噛む癖、悪い姿勢、偏咀嚼など)が影響している場合があります。これらの癖やその他の不正を引き起こすと考えられる原因を取り除くことで、予想される不正が起きないようにします。また、第2期治療に移行したときも、後戻りを減らすことができるようになります。

もちろん、すべての歯並びの問題が子供の矯正の適応ではありません。遺伝的な要因が強いと考えられる場合は、成長が終了し永久歯が生えそろってから治療を開始した方がいい場合もあります。

具体的にどこをチェックすれば良い?

次のようなポイントをチェックして下さい。

ひとつでもあてはまったり、何か気になることがございましたら、まずはご相談下さい。

大人の矯正

成長が終了した大人の方の矯正治療では、子供の矯正とは違う点が多くあります。
子供の矯正で言うところの、第2段階(歯ならび、かみあわせ)の治療から開始します。

いつまで治療できるの?

基本的には、良好な状態のあごの骨と歯があれば、年齢に関係なく60歳代でも70歳代でも可能です。

注意点
成長発育を治療に利用できない。
あごの骨の成長が期待できないため、抜歯をする矯正が多くなります。 また、大きくなりすぎたあごや、ずれたあごの骨の位置を改善させるためには外科的矯正治療(手術を併用した矯正治療:保険適応)が必要になることがあります。
成長期の子供にくらべ歯の移動が遅く、歯肉が下がりやすい。
一般的に成長期のほうが歯は早く動きます。これは歯の移動のために生じる歯周組織と骨組織の代謝が旺盛で骨の改造現象が速やかに起こるためです。特に成人男性の場合、かみ合う力が強いため、移動に時間がかかることがあります。
また治療後、子供に比べて歯肉が下がりやすく、歯と歯ぐきの間にすき間(ブラックトライアングル)ができる傾向があります。
歯の移動が制限されることがある。
子供は大人では考えられないような歯の移動量が可能なことがありますが、大人に同じことをすると歯周組織と骨組織は少なからずダメージを受けます。また虫歯で多くの歯を失っていたり、クラウンやブリッジが多数入っていたり、あるいは歯周病にかかっていたりする方の場合、治療内容が制限されることがあります。骨に関するお薬を服用されている方は、矯正治療が難しい場合もあります。
あごの関節の調子が悪いことがある。
当院では顎関節症を有する方の場合、最初に関節の治療を行い、関節の状況が良好になってから矯正治療を開始します。その分矯正治療開始までに時間がかかることになりますが、顎関節はかみ合わせを規定する重要な部分であるため、ここの調子が悪いまま治療を開始すると、最終的に良好なかみあわせとならないことがあります。
子供にくらべ、装置や痛みに慣れるまで時間がかかることがある。
装置が舌にぶつかることでしゃべりにくかったり、口の中が傷つきやすくなることがあります。
周囲の目が気になる。
確かに矯正装置を装着すると、周りの目が気になることがあるかもしれません。装置の種類についてはご相談下さい。